ハンドメイド作家さんの出品・体験談Vol.1 minneでブローチ販売！

ナガイ

こんにちは、ナガイタツヤです。今回はハンドメイド作家さんの出品・体験談Vol.1 minneでブローチ販売！です。

ハンドメイド作品をインターネットで販売するには、フリマ・ハンドメイドマーケット（minneなど）・ネットショップ開設などの方法があります。

2022年4月21日現在

そこでハンドメイド作家さんに、ハンドメイド作品をインターネット上でどのように販売されているのかアンケートを実施。

• ハンドメイド作品を販売してみた感想
• ハンドメイドで使用する材料の仕入先
• ハンドメイドの原価率

など貴重な体験談を惜しみなく語って頂きました。

ハンドメイド作家を目指している方や、現在ハンドメイド作品の売れ行きが伸び悩んでいる方にとって、出品のヒントになれば幸いです。

ちなみにハンドメイドマーケットでも、ネットショップで開業する場合でも、継続して作品を販売すれば立派な個人事業主となります。

その際には開業届の提出や、確定申告なども行う必要があるので注意が必要です。

minneの使い勝手はどうですか？

今回はハンドメイド作家のFさんに、詳しく回答を頂きました！

minneで作家デビュー！

20代女性Fさん（在宅ワーカー）

・作品内容：刺繍ブローチ くるみボタンの刺繍ヘアゴム
・仕入先　：「オカダヤ」「ユザワヤ」「クラフトトーカイ」「ダイソー」
・原価率　：商品単価 200円 原価率 40％（1個あたり120円の収入）
・配送業者：日本郵便

ハンドメイドといえばminneとcreemaだと思ってましたし、憧れていた作家さんもminneに登録されていたのでこの２つに作品を掲載してみました。

掲載後に感じた事はminneはフリーマーケットのような雰囲気で、始めたばかりの新人さんでも気負いなく始められる気がします。

一方creemaは、どちらかと言うと本格的にやられているハンドメイド作家さんの作品が目立つ印象です。

私の場合、どちらも売れ行きには違いはないのですが閲覧数はminneの方が多かったです。

またminneは１日ごとの閲覧数でグラフが見れて反応が分かりやすいため、今はminneを主体にハンドメイド作品をUPしています。

ハンドメイド作家として試行錯誤されたエピソードを教えて下さい。

刺繍ブローチを中心に販売しているため、レジン（樹脂製の透明な素材）などと比べて糸や布などの材料費は低くなります。

しかし１つの作品をつくるのにも制作期間が長くなり特集に選ばれた事もありませんでした。

また新人のうちはたくさんの作品の中に埋もれてしまうため、minneに掲載しても買われる以前に、見てもらうことすら叶いませんでした。

始めた頃は大学生だったので、講義、テスト、部活、バイトの時間に作っていたのでなかなか制作に時間を割くことも出来ず、春のものを作ったのに、気が付いたら夏になっていた…なんていうこともありました。

しかし本当に刺繍が好きで、自分の作品アルバムを作る気持ちで作品をupしていきました。

そんな中、１つのキッカケとして動物をモチーフにした刺繍ブローチを作る際、珍しい動物や人気の動物をリサーチしてから作るようにしました。

これが良かったのか、作品数の少ないモチーフを選んで制作するようにしたら見てもらえるようになり購入に繋がりました。

たくさんの人に選ばれる作品ではありませんが、なかなか陽の目を見ない生き物を手にとって貰えるのはなんとも言えない喜びがあります。

ナガイ

ハンドメイドマーケットは、それ自体が集客力があります。例えばminneでは2020年度の年間流通総額が149.1億円にもなりました。minneには８２万人のハンドメイド作家がいるため、一人当たりだと年間18,182円の売上になりますね。

まとめ

以上、”ハンドメイド作家さんの出品・体験談Vol.1 minneでブローチ販売！”はいかがでしたか？

Instagramなど外部で集客できる方はネットショップで開業するケースも多い様ですよね。

しかし今回のFさんの様に、ハンドメイドマーケットで他の作家さんと自分との差分を埋めるように創意工夫しながら売り方を学ぶというのも１つの成長方法ではないでしょうか。

またネットショップ開業となれば、特定商取引法などに基づいた個人情報開示が必要です。