こんにちは、ナガイタツヤです。
今回はメンズアパレルで楽天市場・Amazonに出店されている運営者さんに使い勝手など語って頂きました!
- 楽天市場の良い点
- 楽天市場の不満点
- ネットショップでの販促方法
など貴重な情報を惜しみなく語って頂きましたので、ネットショップを出店される際の参考として役立てて下さい!
なお、これから新規にアパレルのECされたいサイトを開設されたい方は下記も併せてご参照下さい。
アパレル販売のネットショップ開業ガイド!個人仕入れ&ECサイト作成サービス比較!
こんにちは、ネットショップ開業術のナガイタツヤです。 今回は、”アパレル販売のネットショップ開業ガイド!個人仕入れ&ECサイト作成サービス比較!”です。 現在、実店舗でアパレル商品を販売し新たにネット ...
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楽天市場に出店されて良かった事は何ですか?
プロフィール
事業形態:法人企業
販売商材: メンズファッション
配送業者:佐川急便
利用サービス:Amazon・楽天市場
在庫連動: ネクストエンジンを利用中
楽天市場で出店するメリットに、 まず利用者が多いというのがあります。
楽天会員ID数は1億2,700万と、日本の人口の約95%となっております。楽天の会員ID数は年々増加しているので、安心できます。
ほかにも「流通金額」が多いという点があります。実際にどれぐらいの商いが行われているかという指標です。
2021年の楽天グループ国内EC流通総額は5兆円で、前年比+10.4%と拡大を続けていて、その規模は大手百貨店売上の約10倍近い数字となっていました。
また、楽天市場の市場占有率も魅力的な数字を出しているのがいいなと思います。
インターネット通販市場において、楽天市場のシェアはどのくらいなのかというと、楽天市場は市場全体の25.2%と、非常に高いシェアを獲得しています。
楽天市場には既に購買意欲の高いユーザーが多く集まっていて、楽天市場へ出店するということは、「圧倒的な集客力」をもったECモールでネットショップを開業するということになります。
また男性はAmazonを好み、女性は楽天を好むという傾向があるため、メンズアパレルでECサイトを出店するのであれば今回の方の様に、Amazonと同時に出店するというのも選択肢になると思います。
楽天市場に出店されて不満はありますか?
楽天市場のデメリットは、他社に比べて出店料が高いことかなと感じます。
楽天市場のデメリットとしてまず挙げられているのが、出店料の高さで、たしかに、他社と比べると、楽天市場への出店料は高く感じます。
ただ、この出店料を高いと感じられる前に、実店舗(テナント)を立ち上げることを考えてみていただければと思います。
もし、表参道や銀座といった人気のエリアに実店舗(テナント)を立ち上げるとすると、10坪くらいの路面店でも、40万円/月くらいのテナント料はかかります。
ほかにも、続いてよく話題に出るデメリットが、楽天市場ではプロモーションが自由にできないということです。
例えば、楽天市場では店舗の管理画面からお客様のメールアドレスをダウンロードすることはできません。
実はこの仕様にも“理由”があって、その理由とは、ECモール全体の信頼を高めるため、個人情報の漏洩防止に力を注いでいるというものです。
楽天市場の場合、もしひとつのお店が誤ってお客様の個人情報を漏洩してしまうと、そのお店だけの問題ではなく、楽天市場というECモール全体の問題となります。
そうなれば大変で、ひとつのお店の売上だけでなく、出店しているすべてのお店の売上に影響するからです。
Amazon | 楽天市場 | ヤフーショップ | |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額費用 | 4,900円 | 19,500円 | 0円 |
販売手数料 | 8%~15% | 10%以上 | 6.5%以上 |
商品点数 | 無制限 | 5000点 | 20万点 |
出店条件 | 個人・法人 | 個人・法人 | 個人・法人 |
備考 | 販売手数料はカテゴリにより異なる | 販売手数料は利用料+決済手数料+ポイント原資他を含む。 | 販売手数料は利用料+決済手数料+ポイント原資他を含む。 |
2022年4月11日現在
どのように販促されたか教えて下さい。
WEB広告は、ユーザーの属性や行動を基にネットショップに親和性の高い配信先を絞ることができ、効果検証がしやすく、集客に即効性があるのでよく取り入れています。
ほかにも、中長期効果が期待できる施策「SEO」はかなり意識しています。
「title」「description」タグにユーザーの検索意図に合致するキーワードを設定したりしました。
各ページの検索キーワードに、ページを端的に説明しながら、競合が少なく、購入意欲の高いユーザーの検索意図に合致するキーワードを設定しています。
キーワード選定については、グーグルサーチコンソール・グーグルトレンド・omusubiなど無料ツールで調べる事が可能です。
まとめ
以上、”Vol.11「楽天市場・Amazonに出店!メンズアパレルのネットショップ運営談」”はいかがでしたか?
今回の運営者さんはAmazon・楽天市場という2つのモールに出店されているため、在庫連動サービスであるネクストエンジンをお使いでした。
在庫連動サービスとは、複数店舗間の「在庫数」を自動的に調整、売れ残り、売り越しをゼロにします。
例えばAという商品が100個あったとして、それぞれのサイトで同時に販売した場合、楽天で1個売れたら自動的に他のヤフーやAmazonの在庫数も、-1個されるというものです。
これを手作業でしてしまうと、ヒューマンエラーで在庫が本来ないのに調整を市忘れて販売してしまうという事にも繋がります。
なおこのような複数ネットショップ一元管理サービスとして、TEMPOSTAR(テンポスター)などがあります。