ネットショップ開業方法 ペット用品

ペット用品を仕入れて販売!個人事業主のネットショップ開業ガイド!

2021年5月6日

ペット用品を仕入れて販売!個人事業主のネットショップ開業ガイド!

この記事の対象者

・ペット用品店を経営し、ネットショップを開業されたい方
・新規にペット用品を仕入れてネットショップを開業されたい方

こんにちは、長井達也です。

今回は、「ペット用品を仕入れて販売!個人事業主のネットショップ開業ガイド!」について解説します。

コロナ禍でペットを飼われる家庭も増えてた結果、ペット用品を扱ったネットショップの開業は魅力的な事業となっていますよね。

一方、ペット用品のネットショップを開業されたい場合、「ペット用品はどこから仕入れて販売するの?」「犬服を自分で作って販売したい」など、具体的にどう進めたら良いのか疑問や不安もあるのではないでしょうか?

確かに、ペット用品を販売した経験がない方には、仕入れルートや法的な知識に対する不安があるかもしれません。

また、既に実店舗でペット用品を販売している方でも、ネットショップを開業する手順が分からないという課題が存在するかもしれません。

そこで、今回はペット用品のネットショップを始めたい個人事業主の皆さんに向けて、以下のポイントについて分かりやすく解説していきます。

  1. ペット用品(犬服やおもちゃなど)のネットショップ市場の現状
  2. ペット用品(犬服やおもちゃなど)の仕入れ先を見つける方法
  3. ペット用品(犬服やおもちゃなど)のネットショップを開業するために必要な許可と手続き
  4. ペット用品(犬服やおもちゃなど)のネットショップの集客方法や経営戦略

さらに、ペット用品を販売する際に最適なネットショップ開設サービスについても比較していきます。

 

ペット用品のネットショップ現状

ペット用品のネットショップ現状

最近では、多くの家庭がペットを飼う傾向にあり、それに伴いペット用品の需要も拡大しています。

特に、オンラインでのペット用品の購入が便利で人気を集めています。

なお、競争が激しい状況下では、商品の差別化とニーズに応える選定が成功の鍵となります。

そこでまず、ペット関連の市場規模について考察します。

矢野経済研究所によると、2020年における日本のペット関連市場は前年比3.4%増の1兆6,242億円に達しました。

この成長は、新型コロナウイルスの影響により在宅時間が増加し、新たにペットを迎えるケースが増えたことに起因していると考えられます。

日本では、ペットに必要な消耗品は主にペットショップではなくホームセンターで購入される傾向があります。なお近年では、100円ショップなどでもペット用の小物類が充実してきています。

同様に、米国でもコロナ禍においてペットの飼育が急増しました。

その結果、ペット愛好者向けにお菓子やぬいぐるみなどを月1回届けるBarkboxというサービスが好調な成績を収めています。

月額23ドルのサブスクリプションモデルで提供され、2020年の売上は3.65億ドルに急成長しました。

Barkboxは利用者の95%の継続率を誇り、コロナが収束しても安定的な売上が期待されます。

これから日本でも、ペット用品市場のEC化率は着実に上昇していくでしょう。

サブスクとは?

サブスクとはサブスクリプション(subscription)の略で、定額料金を支払う事でモノやサービスを一定期間利用できる権利が提供するサービスです。

例えばフィットネスジムなどがその代表例ですよね。また鉄道の定期券なども、一定期間の利用権利を有したサブスクモデルと言えます。

最近では定期購入(定期的に商品をお届けするサービス)なども広義の意味で、サブスクと言われる様になっています。

また、今後のペット用品産業の動向として、これまで外食産業に卸していた食肉処理業や食肉販売業などの参入も考えられます。

外食産業は、新たなマーケットと先として利益率の高いペットフードやペットのおやつ製造販売事業に参入してくる可能性があるためです。

これは年々ペットの健康を気にする飼い主が増えています。

つまり、ペットの食費にお金を掛けても良いと考える方が増加し、高価格帯のペットフード市場が形成されてきているという参入動機に挙げられます。

なお、犬猫用のペットフードを輸入または製造販売を行う場合には注意点があります。

愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(通称 ペットフード安全法)に基づき届出が必要です。

次に、最近ではエキゾチックアニマルと呼ばれる主に海外から輸入、飼育されている爬虫類などもペットとして人気です。

ペットフード1つをとっつてみても、犬猫用だけではなく昆虫などの生き餌需要もあるので、広い視野で商材探しが盛んになるのではないでしょうか。

 

ペット用品を個人で仕入れる方法

ペット用品を個人で仕入れる方法

ペット用品(玩具・小物・犬服・フードなど)を個人で仕入れる場合について解説します。

まず、個人でペット用品を仕入れて販売する場合、オンラインの卸売プラットフォームを活用する方法が一般的です。

なぜなら、ペット用品の多くは中国を含むアジアで低価格に生産されており、海外のバイヤーとコネクションが必要になるからです。

また個人輸入ならまだしも、商習慣の異なる国の方と取引を行うというのもリスクが生まれますよね。

業者向け卸販売のプラットフォーム

下記は法人・個人事業主を問わず、小ロットでペット用品を卸価格で仕入れる事が可能なサービスです。

NETSEAグッズステーション
AliExpress
月額費用無料無料無料
仕入単価帯100円~400円~100円~
最低仕入ロット1点~50点~1点~
デメリットライバルの多さ納期が遅い納期が遅い
特徴国内最大級不良品の返品対応中国最大手Alibaba系

それぞれに同種のペット用品を取り扱っている場合もあるため、3社で価格を比較して仕入れを行うというのも重要です。

質や価格、最小注文数量などを比較し、信頼性の高いメーカーを見つけることがおすすめです。

なお、多くの小売店が卸売サイトを通して商品を仕入れています。

単純にペット用品を仕入れて販売するだけでは、価格競争に陥ることになりますよね。

そこで、1つの工夫として、独自にラッピングしてアソート(詰め合わせ)するなど、差別化を図る事も重要です。

例えば上記のおむつケーキなど、詰め合わせとラッピング分野で差別化された商品の1つですよね。

こういったアイデアをペット用品でも行う事ができれば、独自のブランディング化が出来る可能性があります。

 

AliExpress転売(せどり)

AliExpressとは、中国最大手であるアリババ(阿里巴巴)が運営する中国国外の顧客を対象としたショッピングモールです。

上記一覧にも掲載していますが、AliExpressは厳密には卸サイトではありません。

日本の楽天市場と同様、ショッピングモールでありAliExpressが自ら商品を仕入れて販売している訳ではありません。

そのため模造品や中国から商品が届かないなど、一定のリスクはあり得ます。

しかしそれを差し置いても、魅力的な価格でペット用品を購入する事が出来ます。

そのためペット用品に関わらず、AliExpressから仕入れて、日本で販売される方は非常に多いです。

副業としても、始めやすいので新規開業者でも難易度の低い仕入れルートだと思います。

電気用品安全法について

電気用品の製造や輸入を行う事業者は、法に定められた手続きを行い、電気用品にPSEマークを表示しなければなりません。つまり電気製品を中国から購入して日本で販売する場合、PSEマークを取得した商品でないと違法になります。このためペット関連でも電化製品は避けるべきアイテムです。

 

OEMによる製造委託

OEMとは、商品の仕様を伝えて製造を受託してくれる企業の事を言います。

OEMにより商品を仕入れる事で、自社ブランドとして販売が行えます。

例えばスチームトースターや炊飯器で有名な「バルミューダ」はファブレス経営というビジネスモデルで有名です。

ファブレスとは?

ファブレスとはfactory(工場)が無い(less)状態、つまり加工施設を所有せず商品の企画・販売のみを行う企業、またはビジネスモデルの事。

 

コストコ転売(せどり)

自宅近くにコストコがある場合、ペット用品の仕入先として「コストコ転売」という方法があります。

コストコ転売とは、その名の通りコストコで販売されている商品を一般消費者として購入(仕入れ)し、店頭やネット上で販売することをいいます。

コストコは販売ロット数が大きいため、小分けして販売するのに適しています。

ただしコストコで販売されているものは海外産も多いため円安傾向の際、輸入商品は割高になります。

コストコで仕入れた商品を転売してから不良品が発覚した場合、採算割れする可能性もあるため、購入段階で検品をしっかり行う事が重要です。

コストコの返品ルール

購入会員ご本人様が会員の有効期限内に、商品一式を持参した上で、倉庫店メンバーシップカウンターへ提出する。

 

ペット用品のショップ開業に必要な資格・許可

ペット用品のネットショップ開業に必要な資格・許可

 

ペット用品(玩具・小物・犬服など)のネットショップを開設する場合、特に必要となる資格や許可はありません。

ただし犬・猫用のペットフードを輸入又は製造を行う事業者は届出が必要になります。

 

ペット用品のネットショップ
開業に必要な資格・許可
届出先費用
愛玩動物用飼料〔製造・輸入〕業者届
※犬猫用のペットフードの輸入または製造を行う場合
農林水産省地方農政局無料

 

ココに注意

犬・猫用のペットフードを輸入又は製造を行う事業者は、法人、個人を問わず都道府県の農林水産省地方農政局等に届出が必要。
ペットフードを開封し 小分け、包装した上で販売する場合にも製造業者とみなされます。

 

開業届の提出

ネットショップを運営する個人事業主の開業届手続きガイド!書き方・提出方法

新規に個人事業主としてペット用品のネットショップ事業を開始した場合、税務署に開業届の提出が必要です。

開業届とは、個人で新たにお金を生む仕事を始めたら開業準備から1カ月以内に税務署へ提出が必要な書類になります。

ペット用品のネットショップ
開業に必要な届け出
届出先費用
開業届(個人事業主)税務署無料

なお個人事業主として事業を開始する際に提出が必要な開業届は、少し難しく分かりづらい書面になっています。

そこでお薦めするのが、簡単な質問に答えるだけで開業届が無料で作成出来る開業freeeです。

開業freeeなら確定申告でメリットが多い青色申告に必要な『青色申告承認申請書』も同時に作成する事が出来ます。

ナガイ
実際に私も登録して試してみましたが、5分程度で手軽に開業届を作成する事が出来ました!

後はパソコンで開業届を印刷して税務署に郵送(2部郵送し、1部控え用で返却してもらいます)するだけでOKです。

※『開業届の提出を忘れていた方!』遅れてもペナルティーはないので、早めに提出を!

 

 

 

ペット用品のネットショップ開業方法

ペット用品のネットショップ開業方法

ペット用品のネットショップを開設・運営する方法として、まず2種類があります。

それはモール型とショッピングカート型です。

モール型とはAmazonや楽天市場、ヤフーショッピングなど1つのWEBサイトに複数のお店が出店しているショッピングモール型のネットショップ構築・運営サービスを言います。

一方ショッピングカート型とは、1つのお店単体のWEBサイトでネットショップが構築・運営出来るサービスを言い、base、makeshop、Shopifyなどがショッピングカート型サービスとして有名です。

モール型とショッピングカート型の違いは?

最近では初期費用0円、月額利用料も0円というショッピングカートも誕生しています。

そこでまずはネットショップの開業手段であるモール型とショッピングカート型の主な違いについて一覧にして説明します。

モール型ショッピングカート型
出店コスト高い安い
利益率低い高い
集客力高い低い
デザイン性低い高い
顧客情報の所有者モール運営側店舗側

このようにモール型とショッツピングカートでは異なる特徴があります。

これらを踏まえて、貴方がペット用品をネット上で販売したい場合、モール型とショッツピングカート型、どちらで開設するのが向いてるのか判断ポイントを記載しますね。

まずはペット用品をネット上で販売する場合に、モール型が向いてる方の条件です。

モール型での出店が向いてる方

・知名度のある商材を低価格で販売可能な場合
・大量生産された商品を数多く販売したい場合
・売上金額を重視したい場合
・広告宣伝に予算を掛けられる方

続いてペット用品をネット上で販売する場合に、ショッピングカート型が向いてる方の条件です。

カート型での出店が向いてる方

・知名度のない独自商品を販売したい場合
・ハンドメイドなど大量生産できない商品を販売したい場合
・利益率を重視したい場合

なおオムニチャネルの導入という意味では、実店舗運営者に関わらず積極的に売上高を追求するには、モールとショッピングカートの併用運用が望ましいと言えます。

ただしいきなり同時に開始するのは難しいと思いますので、まずはどちらかで開業をはじめましょう。

 

モール型ECサイト出店時の費用比較!

モール型ECサイト出店時の費用比較!

ペット用品のネットショップ開業方法としてモール型を選択した場合、選択肢としてAmazonや楽天市場、ヤフーショッピングなどがあります。

そこで各モールの最安値プランで料金を比較します。

Amazon楽天市場ヤフーショップ
初期費用無料無料無料
月額費用4,900円19,500円0円
販売手数料8%~15%10%以上6.5%以上
商品点数無制限5000点20万点
出店条件個人・法人個人・法人個人・法人
備考

販売手数料はカテゴリにより異なる

販売手数料は利用料+決済手数料+ポイント原資他を含む。

販売手数料は利用料+決済手数料+ポイント原資他を含む。

 

ショッピングカート型ECサイト出店時の費用比較!

ショッピングカート型ECサイト出店時の費用比較!

ペット用品のネットショップ開業方法としてショッピングカート型を選択した場合、さらに選択肢として無料カートと有料カートの2種類があります。

無料カートとしてはbase、stores.jpなどが有名です。

また有料カートとしてmakeshop、Shopify、おちゃのこネット、カラーミーなどが有名です。

これら無料と有料での大きな違いは2点です。

注意ポイント

・無料カートは月額利用料が無料だが、販売手数料が高い。
・無料カートは原則として独自ドメインが利用出来ない。

ではこれらを踏まえて、どちらの利用が向いているのか詳しく開設します。

無料のショッピングカートが向いてる方

ペット用品のネットショップ開業方法として無料カートが適しているのは、月間売上高が約20万円以下、年間240万円以下が目安になります。

なぜなら月間20万円以上の売上が近い将来見込めるなら、経費の損益分岐としては有料のショッピングカートのほうがお得になるからです。

また独自ドメインを選べた方が、SEO対策や将来的に何かしらの理由で別のショッピングカートに移転したい場合なども対応しやすくなります。

つまり副業など、まずは気軽にペット用品のネットショップを開業されたい場合に限り無料カートでも良いと思います。

BASESTORESカラーミーおちゃのこネット
初期費用0円0円0円0円
月額料金0円0円0円0円
販売手数料6.6% +¥405%6.6% + 30円6.6%(税別)
商品点数無制限無制限無制限100点
独自ドメイン

※カラーミーは独自ドメイン利用時、独自SSLでの常時SSL:月額1,100円発生します

2024年1月18日現在

 

有料のショッピングカートが向いてる方

ペット用品のネットショップ開業方法として有料カートが適しているのは月間売上高が約20万円以上、年間240万円以上を目指されたい方です。

また一般的にデザインのカスタマイズ性が高いのは有料カートとなります。

ですから将来的に利益がでた際、WEBデザイナーさんなどにデザインを依頼してブランディングを高めたいという場合にも有料カートはオススメです。

makeshopShopifyカラーミーおちゃのこネット
初期費用11,000円0円3,300円6,600円
月額料金12,100円25$4,950円3,300円
販売手数料3.19%~3.4%4.0%~3.5%(税別)
商品点数10,000点無制限無制限5,000点
独自ドメイン

※上記の初期費用は、独自ドメイン利用した場合の設定費用等が含まれています。

2022年4月7日現在

お薦め第1位 makeshop

MakeShopは上場会社GMOグループの子会社が提供するショッピングカート構築サービスです。

デザインカスタマイズ
定期購入機能有料オプション
Instagram連携
バリエーション登録
(カラーやサイズなど)
2種類まで

特徴としては各画面のHTML・CSSが編集する事が可能なので、プロのWEBデザイナーに制作を依頼すれば自由度の高いネットショップサイトが構築できます。

またデザイン性の高いテンプレートも予め用意されているので、ホームページの作成が初心者の方でも手軽にネットショップを開業することが可能です。

料金体系も契約期間に応じて最大30%割引となります。

詳しくはコチラ

 

お薦め第2位 おちゃのこネット

おちゃのこネットは、高機能かつ低価格なショッピングカートとして有名です。

デザインカスタマイズ
定期購入機能
Instagram連携
バリエーション登録
(カラーやサイズなど)
3種類まで

makeshopと同様にCSSが編集可能なので、比較的自由度の高いネットショップサイトが構築できます。

またデザイン性の高いテンプレートも予め用意されているので、ホームページの作成が初心者の方でも手軽にネットショップが作成可能です。

特徴としては1つの商品に対して、バリエーション登録機能が豊富です。

例えばカラーやサイズにプラスでバリエーションが必要な場合、おちゃのこネット一択となります。

商品点数が5000点以下でよければオススメしたいサービスです。

詳しくはコチラ

 

お薦め第3位 カラーミー

カラーミーショップはmakeshopと同じく上場会社GMOグループの子会社が提供するショッピングカート構築サービスです。

デザインカスタマイズ
定期購入機能
Instagram連携
バリエーション登録
(カラーやサイズなど)
2種類まで

デザインテンプレートのHTMLやCSSが編集可能なので、自由度の高いネットショップサイトが構築できます。

ただしオプションの料金メニューが多く分かりづらい面もあります。

詳しくはコチラ

 

お薦め第4位 Shopify

Shopifyはカナダ発祥、世界175か国、1,700,00店舗を有する世界最大のショッピングカート構築サービスです。

デザインカスタマイズ
定期購入機能△API対応
Instagram連携
バリエーション登録
(カラーやサイズなど)
3種類まで

ShopifyはHTMLやCSSが編集可能なので、自由度の高いネットショップサイトが構築できます。

なおカラーやサイズなど3種類の組み合わせまで可能で、最大100パターンまでのバリエーション登録が可能です。

特徴としては、ShopifyがWordPressのように拡張性に富んだサービスです。

そのため、例えば多言語展開が可能なので越境ECに挑戦したい方にはオススメのサービスと言えます。

ただし日本法人はありますが、サービス開発がカナダということもありどこまでローカライズ出来ているかというと疑問点もあります。

 

商品の梱包方法について

ペット用品のネットショップ開設準備が整ったら、次は梱包材などの手配です。

ダンボールなどの梱包材(ダンボール・クッション材・テープなど)は、取り扱う商材によってはネットショップの利益を圧迫するものとなります。

また、ダンボールの大きさや梱包方法によって運送会社の送料も大きく変動する場合がありますので、商材にマッチした梱包材を選ばないと不要なコストが発生します。

ネットショップ開業前に適切な梱包材を用意しましょう。

なおダンボールにロゴマークなどを印刷したい場合には、5年連続注文件数No.1のダンボール専門の通販サイトである【ダンボールワン】がオススメです。

2万点以上の梱包材(ダンボール・緩衝材・テープ・封筒・ラッピング資材など)を販売しているほか、初期コスト無料のオリジナル印刷パッケージなども提供されています。

 

商品の発送について

ペット用品のネットショップを開設する前に準備が必要なのが、運送会社との契約です。

例えば、個人宅への配送業者として基本的にヤマト運輸、佐川運輸、日本郵便の3社のいずれかで行うのが一般的です。

事前に最寄りの営業所に電話して、送り状を入手しておきましょう。

なお、送り状作成には印刷出力する方法と手書きの2種類あり、入手先・方法は下記の通りとなります。

プリンタを用意して、印刷出力できるように準備することがオススメです。

 

フィルフィメントサービスとは?

ペット用品のネットショップを開設・運営する方法として、フィルふぃめんとサービスを利用する方法があります。

フルフィルメントサービスとは、主にネットショップの販売者向けサービスで商品の預かり保管し、梱包、発送までを代行するサービスです。

在庫を保管するスペースがない場合や人手不足、または沖縄や北海道などに拠点を構えている場合には、配送効率を考えてフルフィルメントサービスを検討する価値があります。

一般的にフルフィルメントサービスを利用した場合、独自に運送会社と契約するよりも安い運送料金が提示されます。

また、ショッピングカート構築サービスの提供元よりフルフィメントサービスが提供されている場合があります。

サービス名初期
費用
月額料金メール便
梱包・配送料金
運賃割引備考欄
MakeShop 0円4,700円490円~梱包料は配送料を含みます。
チラシ封入等も対応可
おちゃのこネット 20,000円3,300円470円+1点10円メール便は全国一律200円/個

 

確定申告

ペット用品のネットショップを開設し、新規に個人事業主としてネットショップを開業した場合、確定申告が必要になります。

確定申告とは、個人事業主の方が1月1日~12月31日までの1年間の営業結果を翌年の2月16日~3月15日の間に税務署に確定申告書を提出する事を言います。

また確定申告書を作成するには会計や簿記の知識が必要になるのですが、お小遣い帳感覚で開業し店舗の確定申告の作成が可能となる、クラウド型と呼ばれる確定申告書が作成出来る会計ソフトをご紹介します。

クラウド会計ソフトとはインターネット上で入力出来るソフトの事で、特に下記はいずれも会計の知識がなくても確定申告書を作成する事が可能です。

それでは早速おススメの3社のクラウド会計ソフトを紹介いたします。

サービス名

やよいの青色申告

freee会計

マネーフォワード 確定申

初期費用0円0円0円
対応


・青色申告
・白色申告


・青色申告
・白色申告


・青色申告
・白色申告

料金プラン1

セルフ
年9,680円
スターター
年12,936円
パーソナル
年12,936円

料金プラン2


電話サポート付
年26,400円


消費税申告するなら
年26,136円


電話サポート付
年39,336 円

特徴

 最安値&人気No1!
1年間無料!

レシートをスマホで撮影
簡単に経理処理が出来る


2023年12月値上予定

2023/10/28 現在

 

まとめ

以上、ペット用品を仕入れて販売!個人事業主のネットショップ開業ガイド!はいかがでしたか?

個人事業主さんがペット用品のネットショップを開業する場合、将来的な展望を見越したショッピングカートの選定が重要です。

またペット用品の実店舗を運営される方が、店頭販売とネットショップの在庫を共通化するにはトラブルの元になります。

可能な限り在庫管理を分けて行いましょう。

次に、最近はペットフードの製造にチャレンジされる方も増えていますよね。

地方であれば、ジビエ肉(鹿など)を活用したペットフードなど特色のある商品開発を検討してみるのも面白いのではないでしょうか?

ポイント

  • ペットフード販売(犬猫用)には輸入または製造する場合には届出が必要。
  • ペット用品のECのサイト開設方法にはモール型とショッピングカート型の2種類がある。
  • 無料ショッピングカートは副業程度の用途には最適
  • この記事を書いた人
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運営者 長井 達也

30歳からはじめるネットショップの開業術は、個人事業主の方や副業で手軽にネットショップ(通販)を開業されたい方に販売/開設/手続きに関する役立つ情報を発信しています。
【経歴】20代で美容室、ネイルサロンのマネジメント、赤字居酒屋の立て直しを経験。その後ネットショップ構築のASP事業立上げに参画。現在は商業不動産のコンサルティング仲介やレンタルサロンを経営しています。

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