こんにちは、長井 達也です。
今回は、「パンのネットショップ開業ガイド!通信販売の許可・資格について」を解説致します。
パン職人の皆さんは、自分たちの美味しいパンをたくさんの人に味わってもらいたいという思いをお持ちでしょう。
しかし、多くの人にパンを味わってもらうためにネットショップの開業を考えても、さまざまな問題に直面して断念する方が多いのが現状です。
確かに、パンは焼きたてを食べてほしいし、店頭販売では必要のなかった防腐剤を使用することも検討が必要ですね。
ネット販売では長持ちさせる工夫が必要です。
実際、このような理由から多くのパン職人は地域密着型で展開することが一般的ですが、将来を見据えて次なる一手が必要な時代になっています。
例えば、日本にはフランスから冷凍パンが多く空輸され、コストコなどでもよくフランス製の冷凍パンを見かけます。
そこで今回は、ネットショップでパンを販売する方法として、
- パンのネットショップ販売事例
- パンのネットショップ開業・運営方法
について分かりやすく解説していきますね!
パン屋のネットショップ制作事例
業界動向サーチによると、2019年度におけるパン業界の市場規模は約1兆円となっており、長期的には緩やかな上昇傾向にあります。
これらは米食から、パン食の移行が引続き進んでいる事が要因の1つとなっています。
出典:「パン業界の2020年版(2019-20年)の業界レポート」(業界動向サーチ)より
一方パン食文化が定着し、近所のコンビニやスーパーでも身近にパンを購入出来る時代です。
それなのに、ネット通販でパンを購入されたい顧客層とはどういう方なのか疑問が生まれますよね。
そこで、現在ネットショップを構えているパン屋さんを通して、見えてきた顧客ニーズを列挙します。
ネット通販の顧客ニーズ
・卵・乳製品アレルギーの方
・グルテンフリーを希望の方
・トランス脂肪酸が入ってないパンを食べたい方
・イーストフード不使用のパンが食べたい方
・ヴィーガンの方(動物性由来が不可)
・実店舗が遠いため購入できない方
・育児や介護など外出が難しい方
・自宅で焼き立てパンが食べたい方
・トランス脂肪酸が入ってないパンを食べたい方
・イーストフード不使用のパンが食べたい方
次に、これらの顧客ニーズに対応している、ネットショップのパン屋さんを紹介します。
Pan&
最初にご紹介するのは焼き立てのパンを瞬間冷凍し、全国約3,000のホテルやレストランでも使用されている、焼きたて瞬間冷凍パンPan&(パンド)さんです。
ご存知の通り、パンは焼きたての瞬間から時間とともに乾燥し、硬くなり、パンの美味しさの基となるデンプンも劣化してしまいます。
そこで、「食べるその時が焼きたて!」をキャッチフレーズに掲げ、独自に培養した自家製天然酵母種専用の培養室を構築し、徹底的に管理しています。
小麦粉には国産を使用し、塩にはフランス産の天然塩「ゲランドの塩」を厳選。
このこだわりにより、焼きたて直後の最高に美味しい瞬間を味わうことができます。
利用のショッピングカートは?
Pan&(パンド)さんのネットショップは分析しましたが、ショッピングカートシステムは不明です。
低糖質のパン屋さん フスボン
添加物不使用の低糖質パン【フスボン】は、低糖質でありながら美味しさを徹底的に追求したパン屋さんです。
低糖質食品にありがちな添加物(防腐剤、人工甘味料、イーストフード)は不使用。また特許製法で嫌な臭いもなく、もっちりとした食感を実現しています。
利用のショッピングカートは?
フスボンさんのネットショップはディレクトリ階層とURL構造を分析する限り、月額2.2万円~のFuture Shopにて構築されている可能性があります。
備蓄缶 ボローニャ
京都・祇園発祥のボローニャさんは、3斤パンのみでスタートし行列のできる屋台のパン、舞妓さんも並んで購入すると話題になりました。
デニッシュはこだわりの原材料と、独自の製法でひとつひとつ職人が心を込めて手づくりしており、備蓄パンとしても有名です。
利用のショッピングカートは?
ボローニャさんのネットショップはディレクトリ階層とURL構造を分析する限り、MakeShopにて構築されています。2022/4/20現在
トントンハウス
トントンハウスさんは石川県小松市にて卵、乳製品を一切使っていないパン屋さんです。
食パン・テーブルロール・菓子パンなど100アイテム以上の品揃えです。
最近ではヴィーガンの方にも対応したパンもネット販売しており、顧客層を広げています。
利用のショッピングカートは?
トントンハウスさんのネットショップはディレクトリ階層とURL構造を分析する限り、月額550円からネットショップが開業できる【おちゃのこネット】を使用されています。2022/4/20現在
通販大手ベルメゾンのパン販売
通販大手ベルメゾンさんは、八天堂さんなど有名ベーカリー店のセレクトショップとなっています。
販売されている商品は冷凍パンがメインとなっており、自宅で解凍しオーブンで温めるものとなります。
利用のショッピングカートは?
通販大手ベルメゾンさんネットショップはディレクトリ階層とURL構造を分析する限り、大規模サイト構築ができるEストアさんにて構築されている可能性があります。。
アンデルセン
百貨店などにも入っているアンデルセン(タカギベーカリー)さんは、日本で初めて完成させた冷凍パン生地の技術を開発したパン屋さん。
1970年には冷凍専門のパン工場を稼働させていますが、冷凍パン技術を確立させるため冷凍専用のイースト菌も作り出しています。
現在は、スターバックスやサンマルクなどにも商品を提供しています。
アンデルセンのネットショップでは冷凍技術を活かし、焼きたてのパンが冷凍された商品”焼成冷凍パン”を販売しています。
利用のショッピングカートは?
アンデルセンさんのネットショップはディレクトリ階層とURL構造を分析する限り、月額5万円~のecbeingにて構築されている可能性があります。
パンのネットショップ開業に必要な資格・許可
すでにパンを実店舗で販売されている場合には、特に必要となる資格や許可はありません。
ただし新規に個人事業主としてパン屋を開業し、ネットショップを運営したい場合には下記の届出や資格が必要となります。
パンのネットショップ 開業に必要な資格・許可 | 届出先 問い合わせ先 | 費用 |
---|---|---|
開業届(個人事業主) | 税務署 | 無料 |
食品衛生責任者 | ・保健所(衛生監視事務所) ・食品衛生協会 | 12,000円 東京都の場合 10,500円 大阪市の場合 |
飲食店営業許可証 | ・保健所(衛生監視事務所) | 18,300円東京都の場合 16,000円大阪市の場合 |
菓子製造営業許可証 | ・保健所(衛生監視事務所) | 21,600円 東京都の場合 14,000円 大阪市の場合 |
まず初めに開業届とは個人で新たにお金を生む仕事を始めたら、開業準備から1カ月以内に税務署へ提出が必要な書類になります。
なお個人事業主として事業を開始する際に提出が必要な開業届は、少し難しく分かりづらい書面になっています。
そこでお薦めするのが、簡単な質問に答えるだけで開業届が無料で作成出来る開業freeeです。
開業freeeなら確定申告でメリットが多い青色申告に必要な『青色申告承認申請書』も同時に作成する事が出来ます。

後はパソコンで開業届を印刷して税務署に郵送(2部郵送し、1部控え用で返却してもらいます)するだけでOKです。
次にツナマヨやソーセージが入った惣菜パン、サンドイッチなどは飲食店営業許可証、食パンや菓子パンなどを販売するには菓子製造業許可が必要です。
この許可を得るにはパンを製造する場所(施設設備)の設備要件を満たす必要があります。
例えば床は耐水性で清掃しやすい構造が求められるため、ご家庭のキッチンでは営業許可はおりませんのでご注意下さい。

パンのネットショップ開業方法
パンのネットショップを開設・運営する方法として、まず2種類があります。
それはモール型とショッピングカート型です。
モール型とはAmazonや楽天市場、ヤフーショッピングなど1つのWEBサイトに複数のお店が出店しているショッピングモール型のネットショップ構築・運営サービスを言います。
一方ショッピングカート型とは、1つのお店単体のWEBサイトでネットショップが構築・運営出来るサービスを言い、base、makeshop、Shopifyなどがショッピングカート型サービスとして有名です。
モール型とショッピングカート型の違いは?
最近では初期費用0円、月額利用料も0円というショッピングカートも誕生しています。
そこでまずはネットショップの開業手段であるモール型とショッピングカート型の主な違いについて一覧にして説明します。
モール型 | ショッピングカート型 | |
出店コスト | 高い | 安い |
利益率 | 低い | 高い |
集客力 | 高い | 低い |
デザイン性 | 低い | 高い |
顧客情報の所有者 | モール運営側 | 店舗側 |
このようにモール型とショッツピングカートでは異なる特徴があります。
これらを踏まえて、貴方がパンをネット上で販売したい場合、モール型とショッツピングカート型、どちらで開設するのが向いてるのか判断ポイントを記載しますね。
まずはパンをネット上で販売する場合に、モール型が向いてる方の条件です。
モール型での出店が向いてる方
・知名度のある商材を低価格で販売可能な場合
・大量生産された商品を数多く販売したい場合
・売上金額を重視したい場合
・広告宣伝に予算を掛けられる方
続いてパンをネット上で販売する場合に、ショッピングカート型が向いてる方の条件です。
カート型での出店が向いてる方
・知名度のない独自商品を販売したい場合
・大量生産できない商品を販売したい場合
・利益率を重視したい場合
なおオムニチャネルの導入という意味では、実店舗運営者に関わらず積極的に売上高を追求するには、モールとショッピングカートの併用運用が望ましいと言えます。
ただしいきなり同時に開始するのは難しいと思いますので、まずはどちらかで開業をはじめましょう。
モール型ECサイト出店時の費用比較!
パンのネットショップ開業方法としてモール型を選択した場合、選択肢としてAmazonや楽天市場、ヤフーショッピングなどがあります。
そこで各モールの最安値プランで料金を比較します。
Amazon | 楽天市場 | ヤフーショップ | |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額費用 | 4,900円 | 19,500円 | 0円 |
販売手数料 | 8%~15% | 10%以上 | 6.5%以上 |
商品点数 | 無制限 | 5000点 | 20万点 |
出店条件 | 個人・法人 | 個人・法人 | 個人・法人 |
備考 | 販売手数料はカテゴリにより異なる | 販売手数料は利用料+決済手数料+ポイント原資他を含む。 | 販売手数料は利用料+決済手数料+ポイント原資他を含む。 |
ショッピングカート型ECサイト出店時の費用比較!
パンのネットショップ開業方法としてショッピングカート型を選択した場合、さらに選択肢として無料カートと有料カートの2種類があります。
無料カートとしてはbase、stores.jpなどが有名です。
また有料カートとしてmakeshop、Shopify、おちゃのこネット、カラーミーなどが有名です。
これら無料と有料での大きな違いは2点です。
注意ポイント
・無料カートは月額利用料が無料だが、販売手数料が高い。
・無料カートは原則として独自ドメインが利用出来ない。
ではこれらを踏まえて、どちらの利用が向いているのか詳しく開設します。
無料のショッピングカートが向いてる方
パンのネットショップ開業方法として無料カートが適しているのは、月間売上高が約20万円以下、年間240万円以下の場合です。
なぜなら月間20万円以上の売上が近い将来見込めるなら、経費の損益分岐としては有料のショッピングカートのほうがお得になるからです。
また独自ドメインを選べた方が、SEO対策や将来的に何かしらの理由で別のショッピングカートに移転したい場合なども対応しやすくなります。
つまり副業など気軽にパンのネットショップを開業されたい場合に限り無料カートでも良いと思います。
BASE STORES カラーミー おちゃのこネット 初期費用 0円 0円 0円 0円 月額料金 0円 0円 0円 0円 販売手数料 6.6% +¥40 5% 6.6% + 30円 6.6%(税別) 商品点数 無制限 無制限 無制限 100点 独自ドメイン ◯ ✕ ◯ ✕
※カラーミーは独自ドメイン利用時、独自SSLでの常時SSL:月額1,100円発生します
2024年1月18日現在
有料のショッピングカートが向いてる方
パンのネットショップ開業方法として有料カートが適しているのは月間売上高が約20万円以上、年間240万円以上を目指されたい方です。
また一般的にデザインのカスタマイズ性が高いのは有料カートとなります。
ですから将来的に利益がでた際、WEBデザイナーさんなどにデザインを依頼してブランディングを高めたいという場合にも有料カートはオススメです。
makeshop Shopify カラーミー おちゃのこネット 初期費用 11,000円 0円 3,300円 6,600円 月額料金 12,100円 25$ 4,950円 3,300円 販売手数料 3.19%~ 3.4% 4.0%~ 3.5%(税別) 商品点数 10,000点 無制限 無制限 5,000点 独自ドメイン ◯ ◯ ◯ ◯
※上記の初期費用は、独自ドメイン利用した場合の設定費用等が含まれています。
2022年4月7日現在
お薦め第1位 makeshop
MakeShopは上場会社GMOグループの子会社が提供するショッピングカート構築サービスです。
月額料金 | 11,000円 |
デザインカスタマイズ | ◎ |
Instagram連携 | ○ |
バリエーション登録 (カラーやサイズなど) | 2種類まで |
特徴としては各画面のHTML・CSSが編集する事が可能なので、プロのWEBデザイナーに制作を依頼すれば自由度の高いネットショップサイトが構築できます。
またデザイン性の高いテンプレートも予め用意されているので、ホームページの作成が初心者の方でも手軽にネットショップが作成可能です。
料金体系も契約期間に応じて最大30%割引となります。
お薦め第2位 おちゃのこネット
おちゃのこネットは、高機能かつ低価格なショッピングカートとして有名です。
デザインカスタマイズ | ○ |
Instagram連携 | ○ |
バリエーション登録 (カラーやサイズ・男女など) | 3種類まで |
makeshopと同様にCSSが編集可能なので、比較的自由度の高いネットショップサイトが構築できます。
またデザイン性の高いテンプレートも予め用意されているので、ホームページの作成が初心者の方でも手軽にネットショップが作成可能です。
特徴としてはバリエーション登録機能が豊富です。
例えばでカラーやサイズに他に追加でバリエーションが必要な場合、おちゃのこネット一択となります。
商品点数が5000点以下でよければオススメしたいサービスです。
ちなみに今回紹介したトントンハウスさんはおちゃのこネットを利用されています。
お薦め第3位 カラーミー
カラーミーショップはmakeshopと同じく上場会社GMOグループの子会社が提供するショッピングカート構築サービスです。
デザインカスタマイズ | ◎ |
Instagram連携 | ○ |
バリエーション登録 (カラーやサイズなど) | 2種類まで |
デザインテンプレートのHTMLやCSSが編集可能なので、自由度の高いネットショップサイトが構築できます。
ただしオプションの料金メニューが多く分かりづらい面もあります。
お薦め第4位 Shopify
Shopifyはカナダ発祥、世界175か国、1,700,00店舗を有する世界最大のショッピングカート構築サービスです。
デザインカスタマイズ | ◎ |
Instagram連携 | ○ |
バリエーション登録 (カラーやサイズなど) | 3種類まで |
ShopifyはHTMLやCSSが編集可能なので、自由度の高いネットショップサイトが構築できます。
なおパンの販売には不要かもしれませんがカラーやサイズなど3種類の組み合わせまで可能で、最大100パターンまでのバリエーション登録が可能です。
ココがポイント
例)サイズ3種類【S・M・L】 ✕ カラー3種類【赤・青・黄】 ✕ だと9パターンのバリエーションという事ですね。
特徴としては、ShopifyがWordPressのように拡張性に富んだサービスです。
しかし日本法人はありますが、サービス開発がカナダということもありどこまでローカライズ出来ているかというと疑問点もあります。
パンの梱包方法について
パン販売のネットショップ開設準備が整ったら、次は梱包材などの手配です。
ダンボールなどの梱包材(ダンボール・クッション材・テープなど)は、取り扱う商材によってはネットショップの利益を圧迫するものとなります。
、ダンボールの大きさや梱包方法によって運送会社の送料も大きく変動する場合がありますので、商材にマッチした梱包材を選ばないと不要なコストが発生します。
なおダンボールにロゴマークなどを印刷したい場合には、5年連続注文件数No.1のダンボール専門の通販サイトである【ダンボールワン】がオススメです。
2万点以上の梱包材(ダンボール・緩衝材・テープ・封筒・ラッピング資材など)を販売しているほか、初期コスト無料のオリジナル印刷パッケージなども提供されています。
パンの発送について
ネットショップ開設前に準備が必要なのが、運送会社との契約です。
個人宅への配送業者として基本的にヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の3社のいずれかで行うのが一般的ですが、とくにヤマト運輸を利用されるショップが多い印象です。
事前に最寄りの営業所に電話して、送り状を入手しておきましょう。
なお送り状作成には印刷出力する方法と手書きの2種類あり、入手先・方法は下記の通りとなります。
プリンタを用意して、印刷出力できるように準備することがオススメです。
確定申告
新規に個人事業主としてネットショップを開業した場合は、確定申告が必要になります。
確定申告とは、個人事業主の方が1月1日~12月31日までの1年間の営業結果を翌年の2月16日~3月15日の間に税務署に確定申告書を提出する事を言います。
また確定申告書を作成するには会計や簿記の知識が必要になるのですが、お小遣い帳感覚で開業し店舗の確定申告の作成が可能となる、クラウド型と呼ばれる確定申告書が作成出来る会計ソフトをご紹介します。
クラウド会計ソフトとはインターネット上で入力出来るソフトの事で、特に下記はいずれも会計の知識がなくても確定申告書を作成する事が可能です。
それでは早速おススメの3社のクラウド会計ソフトを比較していきます!
料金プラン1 料金プラン2 最安値&人気No1! レシートをスマホで撮影サービス名 初期費用 0円 0円 0円 対応
・青色申告
・白色申告
・青色申告
・白色申告
・青色申告
・白色申告セルフ
年9,680円スターター
年12,936円パーソナル
年12,936円
電話サポート付
年26,400円
消費税申告するなら
年26,136円
電話サポート付
年39,336 円特徴
1年間無料!
簡単に経理処理が出来る
2023年12月値上予定
2023/10/28 現在
まとめ
以上、パンのネットショップ開業ガイド!通信販売の許可・資格についてはいかがでしたか?
卵・乳製品アレルギーを除外したパンを販売するにしても、実店舗だけでは商圏の問題で難しさがあります。
しかしネットショップで商品を提供すれば、実店舗とは違い商圏が全国になります。
このように考えると、実はインターネット上でこだわりのパン屋さんを開業し商品販売を行うというのはブルーオーシャンであると言えますよね。